お手軽SSL-VPN。NETGEAR SSL312
SSL-VPNといえば、手元のパソコンのウェブブラウザ1つで手軽にVPNに参加できる手段である一方、SSL-VPNを実現させるためのSSL-VPN製品はF5のFirePassやJuniper NetworksのSecure Accessなど非常に高価な製品ばかりが目立つイメージがあります。
そんな高価なラインナップの中で極めて安価にSSL-VPNを利用できる製品があります。
それがこれ↑。NETGEARから出ているSSL312です。
SSL-VPN製品の価格はというと、F5 FirePassは100万円からです。Juniper Networks Secure Accessも100万円以上します。
ところが、このSSL312は定価148,00円(税込:155,400円)、通常の販売価格だと9万円ほどで購入することができます。FirePassなどの10分の1です。
もちろん、性能面、機能面ではFirePassの方が断然上です。FirePassを使用した後、SSL312を使用すると、機能面でいまいちと思うことはあります。同時接続数もFirePass 4305の100ユーザ、FirePass 4310の250ユーザに対して、SSL312は25です。大規模な環境には全く向きません。
それでも、社外の環境からインターネットを介して社内のネットワークにアクセスして情報を取り出す事ができるのはFirePassもSSL312も同じです。それをSSL312は9万円という非常にお手ごろな価格で実現できるのです。
SSL-VPNではない、Yamaha RTXやJuniper Networks NetScreenなどのIPSec製品のVPNクライアントは、設定がうまく行かない経験を何度かしてきました。クライアントの設定がうまく行かず結局あきらめたこともあります。SSL312のクライアント側での設定がIPSec製品と比べて格段に楽ということはありません。でも、僕が今までSSL312を設定してきて、苦戦しつつも繋がらなかったということはありませんでした。そういった点でも、SSL312は手軽に導入しやすいVPN製品なのではないかなと思います。
ユーザ数100人くらいの企業で、営業マンや上層部の方々から、社外から社内の情報を見たいという要望があるところもあると思います。そんな企業は、このSSL312を検討されてみてはいかがでしょうか。
もちろん、社外から社内の情報を見れるようになっちゃうわけですから、運用ポリシーはしっかりと決めた上で導入してください。
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